2017年1月4日水曜日

【アコギを録ろう、その24 工夫が必要か?Dream368】

ぼぉーーっとしているウチに、年が明けてしまいました。
明けましておめでとうございます。


今年も「イイ音よりも低価格、ウデに見合った低予算」でのんびりと書き進めてまいりますww



第24弾は「まだラジカセの君へ」より前に購入して、昨年5月からほったらかしだったアコギのピックアップ「Dream368」でございます。
これまでの色々はコチラからどうぞ。


さてDream368、amazonで1718円でした。


開封


箱を開けるとこんな感じ



グースネックつきのエレクトレットコンデンサーマイクがついてる本体と、アンダーサドルピエゾのコンビタイプのピックアップです。

少しなめ回してみましょう


出力ジャック側は、こんな感じで小さなコネクタです。強度が心配ですね。



アンダーサドルピエゾは、2.5mジャックでの接続

普通のイヤホンのジャックが3.5mですから、なかなか普通は見かけないタイプのジャックでの接続になりますね。


電池が入ります

特に説明は無いのですがコイン電池「CR2032」を2個重ねて入れるとピッタリ入ります。




音だし


「ギターに穴は空けない派」のUMEとしては、とりあえずアンダーサドルピエゾの方は完全無視になりますので、マイクユニットだけ取り付けてみました。




比較したかったので、UMEのWM-61A使用の自作マイク「ふりすく2号」も取り付けてみました





かなり不恰好ですが、これで音比べしてみます。
録音はzoom R24で同時に別トラックに録っています。
前半が「Dream368」、後半が「ふりすく2号」で、プリアンプやエフェクターは使っていません。


アコギを録ろう:[Dream368]で録ってみた(マイクのみ)




ふむ。。。。

値段のワリに音は悪くないですがDream368の方がかなり高音よりですね。
 
3バンドのトーンコントロールがついているのですがマイク音には全く効きませんので調整はできません。おそらくアンダーサドルピエゾ側に効くのでしょう。

そしてとても出力が小さいです。
このままマイクだけを使うなら、プリアンプを使って少し調節したくなります。


 
アンダーサドルピエゾ側は試すつもりはないのですが、せっかくなので代わりに何かをつないでみましょう。

手持ちに2.5mジャックとの変換プラグがあったので、長々と引き回して激安貼りピエゾ「A1-OSJ」、激安マグネチック「KQ-3」を使って、ピックアップ&マイクで試してみました。
同じく録音はzoom R24、前半はA1-OSJとのコンビ、後半はKQ-3とのコンビで、Dream368側で音色を調整しています。



アコギを録ろう:[Dream368]で録ってみた(A1-OSJ/KQ-3と組み合わせて)





これはナカナカ良いのでは。

マイクだけのボリュームと、全体ボリュームが分かれているのでブレンド具合の調整も自由だし、ピックアップ側にはトーンコントロールもしっかり効くので音色も自在です。
マイクの方の高音が強いので、ピックアップ側で低音を補うのがいい感じに思えます




まとめ



素材としては値段のワリにとてもイイと思います。 

まぁ、もともとがアンダーサドルを取り付けて、ギターの中で配線する前提ですので、そういう使いようならハマるかな。

ボディのサイドに四角い大穴を空けたりするプリアンプものに比べたら、その必要が無くて手軽かなと思います。
すでにアンダーサドルの加工済みのギターに取り付けるとか、初めて自分でアンダーサドル加工に挑戦するとか、そんな場合でしょうか。


付け外しタイプとして使いたいUMEとしては、このままでは難しいです。

出力側のコネクタを補強したり、KQ-3などのピックアップに2.5mジャックを取り付けたりといった「ひと工夫」(というかひと改造)を入れないと使えないかなぁ。。。

音的には、値段のワリには十二分なだけに、ちょっと残念。。。
時間がとれれば改造に手をつけてみたいです。





にほんブログ村 音楽ブログ アコギへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿